韓国よりも年次有給休暇の支給日数は日本のほうが上!しかし・・・

韓国よりも年次有給休暇の支給日数は日本のほうが上!しかし・・・

平和な生活

2012年の有給休暇の支給日数と取得率を旅行会社のエクスペディアジャパンが公開しています。

日本は有給休暇の支給日数では韓国や台湾だけでなく、アメリカよりも多いことが判明しました。しかしその実態は…

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 えっ!日本の年次有給休暇の取得率、低すぎ・・・

単純に支給日数だけで比較をするのなら日本は支給された平均年次有給休暇は13日とそれほど悪い数字とはいえない。

たしかに労働者の権利意識が強いヨーロッパなどと比べるとスペインの30日ドイツの30日イギリスの25日と比べたら見劣りするものの。

アメリカの12日台湾の10日、韓国の10日、などよりも多くの有給休暇の支給日数が確認できる。

しかし、日本のブラック企業、社畜文化をなめてはいけない。

韓国よりも悪い、有給休暇取得率

有給休暇は与えられても、取得しなければ意味が無い。

有給休暇消化率を見てみよう。先ほどあげたヨーロッパがほぼ100%ちかい消化率であるのに比べ、(30日の取得日数で消化率が100%の30日!)アメリカは83%で10日の消化である。

おとなりの国韓国でも70%の消化率で年間平均7日の有給休暇を取得していることが読み取れる。

そこで我が国の消化率を見てみよう。

なんと38%

13日の支給日数に対して、5日しか消化していないのである。これは韓国よりも2日少ない数字である。

消化率の数字を上げているのは大企業、大企業でも平均55%くらい

厚生労働省の調べでは、1000人以上の大企業の年次有給休暇の取得率は55.3%と示している。

300人以上にいたっては46.0%であり、100人以上299人以下では44.7%と従業員数が少なくなるに連れて取得率も減少していく。

日本の労働者のおおよそ95%は中小零細企業に勤めており、100人以下の企業がほとんどだ。

つまり日本人のほとんどの人の年次有給休暇の取得率は惨憺たるものであることが数字によって理解できる。

ブラック企業は年次有給休暇の存在を絶対に教えない。

経営者は基本的に労働基準法については、セミナーに参加したり労働法について経営者同士の集まりなどでどのようなものがあるのか熟知している。

その中で必ず年休取得の問題も話題に出て知っていたりするものである。

しかし、ブラック企業の経営者になるとそれをそのまま労働者に与えるようなことはしない。

たとえばパートタイム労働者が年次有給休暇を取得しているだろうか?パートが年休習得をすることができるのはここでも書いた。

年次有給休暇について、パート・アルバイト非正規の取得について

あなたの職場は気軽に有給を取得できる雰囲気があるだろうか、それが全てを物語っているのである。

どうすれば休日をゆっくり過ごすことを楽しめる社会になるのか

わたしたちの社会は均質的で同調圧力がとても強い社会であり、人と違ったことをすることに対してとても嫌悪するところがある。

そのような同調圧力に対して、労働者ひとりひとりが労働者の権利意識をしっかりと持つことが大切なのだ。

「みんな仕事で忙しいから簡単には有給休暇の取得ができない」というのは、労働者権利の意識の低さの表れでしか無い。

今労働者に求められているのは足を引っ張り合う文化からお互いに協力しあう文化にしていく必要があるのだ。

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