准正規労働者とは何か?非正規労働者や若者が目指すべきもの

准正規労働者とは何か?非正規労働者や若者が目指すべきもの

非正規雇用

非正規労働者の増加がさまざまな分野での不公平感の増長になっている現在で、厚生労働省は正社員だけではなく准正社員を策定し助成する方針を決めた。

はたして、准正規労働者が非正規労働問題を解決するいとぐちへと結びつくのであろうか。

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 准正規労働者についての概要

今までは一般的に言われている雇用期間の定めがない無期雇用の労働者を正社員とよび、それにたいして、雇用期間の定めがあり不安定な就労環境を強いられる労働環境の人を非正規雇用と呼ばれていた。

当然雇用期間がないアルバイトでも非正規社員であり、派遣社員なんかもその類に入れられる。

今回の厚生労働省の発表はこの正規労働者と非正規労働者の中間に位置する准正規労働者という概念を打ち出してきた。

この准正規労働者については非正規正社員と比べてメリットは大きく2つに分けられる。

准正規労働者であることの2つのメリット

准正規労働者であることのメリットは今までの非正規労働者に比べ、雇用期間が無期雇用になり正社員と同様に期間の定めのない雇用になること。

もう一つは転勤や職種変更がなく短時間勤務も可能になることがあげられる。(短時間になることで子育て中の主婦なども働きやすくなる。)

准正規社員のメリットとその地位の有効活用方法?

実はこの准正規労働者をシステムとしてみてみると、全く画期的なコンセプトというわけではない。

知っている人は知っているが今まで政府が支給する助成金として均等待遇正社員化推進奨励金というものがあり、その中で短時間正社員制度を奨励されてきていた。つまり短時間の正社員という概念をうちだして、雇用の安定を図っていたものである。

その短時間正社員制度という呼び名があまり普及されていないため、正規労働者と非正規労働者の間に准正規労働者という呼び名を新たにつくり、普及に努めようと考えたのではなかろうか。

労働者はどのようにして准正規労働者で働くのが望ましいか?

ここから読み取れるものは日本政府はやはり解雇規制の緩和は望ましいものとは考えていないのである。できるかぎり雇用期間の定めのない無期雇用として労働者を保護したい考えが裏付けられる。

それと同時に経営者が労働者の雇用に対してリスクを負わないかたちで両者にメリットを与えるように取り組んだのだろう。

この制度の導入で労働者にとってのメリットは、出産のためにいったん職場を離れた主婦が育児をしながら働けることや、何らかの理由でいったん正規労働者の道から外れた若者などにとっても有効活用するチャンスが与えられることになるとみてよい。

しかし、よくよく注意してほしいことがある。

それは非正規社員を正社員に近づける一方昇進などは制限する。という狙いがあるのだ。

これはどういうことか、「雇用を安定化してはたらく場を提供するがそれ以上の高望みはするな」

というメッセージを読み取らなければならない。

では非正規労働者はどう対応したらいいのだろうか?

それは非正規労働者は准正規労働者という一つのステップとして有効活用するのがいいのではと思う。いったんは安定した雇用の中でしっかりと仕事をする。

そしてこの制度は賃金が正規労働者よりも少ない分、短時間で自分のための時間を作ることができる。その余った時間を自分の人生のために投資することを考えて行く。

このような活用を労働者に模索する方法を提案したい。

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