アルバイトで遅刻をしたら即クビになったけど解雇は有効なのか?

アルバイトで遅刻をしたら即クビになったけど解雇は有効なのか?

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労働相談

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一回の遅刻で店長から明日から来なくていいと言われた

学生の人やフリーターの方からよくあるこの質問、一度の遅刻でバイトをクビになったけどこれって許されるの?という労働トラブルが多いみたいです。

結論から言うと、クビ(解雇)は許されません。

たとえ大学生や高校生であって生活の基盤となる収入を目的とした労働ではないといっても、一度の遅刻で簡単に即解雇されることは認められるものではありません。

また、フリーターや主婦の場合でも同じです、フリーターや主婦でしたらなおさらアルバイトから得られる収入は労働者の生活の基盤として考えられる収入です、それを一度の遅刻でクビにすることなど許されてはなりません。

どうしてアルバイトを即解雇するトラブルが発生するか

この問題のようにアルバイトが学生や主婦、フリーターだからといって容易に解雇してしまうお店などには、零細企業など小さな店舗を経営している社長さん、あるいは中堅クラスのチェーン店の店長などに見られる傾向です。

このような場合、経営者はアルバイトという労働に対していつでも取り替えが可能で自分に気に入らなければ辞めさせて新しく募集をしたら良いとしか考えていない事が多々あります。

しかし、働いている側からすればそのように一度のミスで簡単に職を失うということは大きな損失となります。経営者の自分勝手な思い込みで労働者の権利が踏みにじられるような状況が許されることを常態としてはいけません。

だけれども、アルバイトを解雇されるとなると、弁護士を雇ってまで戦うことは金銭的にも採算が合いません。ましてや長い時間をかけるくらいなら違うアルバイトを探す方が手っ取り早い解決だと思ってしまう人も少なくないのではないでしょうか。

そこで一番有効と思われる対応は労働基準監督署などへ相談に行くことです。現在では田村厚生大臣がワカモノを使い捨てるブラック企業に対して厳しい目を光らせると宣言しています。

労働基準監督官によって何らかの対処がされることを期待したいものです。

ただ、労働基準監督署が解雇に関してはなかなか動いてくれない実態に関しては

労働基準監督署に解雇について相談に行っても何もしてくれない理由

こちらを参考にしてください。

解雇で一つ注意して欲しいポイント

解雇の問題となり、いざ労働者が労働紛争として戦う姿勢を見せると、経営者も労働紛争として扱い身構えます。

この時、一番最初はささいな一度の遅刻を理由として解雇したかもしれませんが、その他にも解雇に当たる理由を見つけ出して主張してくることが考えられます。

「従業員との仲が悪くて業務に支障をきたした」、「仕事の覚えが悪く何度も注意してもミスが多い」など、さまざまな理由をつけてきます。

もし不当解雇として戦うと考えた場合、本気で戦う姿勢を見せないと心が折れてしまいます。

大切なのは、泣き寝入りしないためにも何らかの折り合い地点を考えておくことと、普段から労働トラブルになっても味方になってもらえる仲間をたくさん見つけて、仕事に対しては誠実に従事する必要があります。

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