帰り時間が遅い夫を過労死という悲劇から救うために家族の対応

帰り時間が遅い夫を過労死という悲劇から救うために家族の対応

長時間労働

労働相談

残業で夜遅くまで仕事して疲れて帰ってくる夫

とにかく毎日仕事、仕事、仕事で家にいて家族と一緒に過ごす時間がない、帰りはいつも終電で帰ってくる、そう心配するご家族からの相談は多いです。(※注:当ブログでうけた相談を掲載することはありません。相談内容は一般化して内容を変更してあります。)

・エンジニアとして目指していた仕事について、毎日終電で帰ってくる息子、本人が望んでいた会社に就職していて喜んでいるので、「身体に気をつけるんだよ」くらいしか声をかけてあげられない母親からの相談。

・新婚1年目なのに家にほとんど居たことがない旦那さんを心配する奥さんからの相談、給料明細には残業代なんかもついていないし、休日だってほとんど居ないか家に帰ってきても疲れて寝ているだけ。

数え出したらきりがないのですが、現在日本社会はこのように、過重労働と長時間労働の問題を抱えています。

終身雇用という価値観が今後いつまで継続されていくのか日本型雇用という観念が戦後の右肩上がり経済成長の中だけで持続可能であった神話であるのか、それを語れるような立場ではありません。しかし、自分の体を壊してまで働き続けるという価値観はいつの時代になろうとも正しいものとは言えないということだけは確かです。

家族が防ぐ過労死と長時間労働その対策

まずここで注目してほしいことが一つあります。それは、上で取り上げた2つのケースはどちらも働きすぎを心配するご家族からの相談です。

つまり、長時間労働で働いている本人というのは仕事に対して集中しないといけない環境に置かれていてそれ以外のことが考えられない状態になっている可能性があります。

その本人の健康状態や、会社のほうが間違っているのではないのかと考える法律やコンプライアンスの問題はそのまわりのご家族のほうが気づきやすい環境であるということです。

労働法を知ることは労働者を守ることでありますが、労働者だけではなく、そのご家族も守ります。

自分の大切な人が長時間労働とサービス残業で酷使されて、帰宅時間も遅い、健康状態や身体だけでなく精神的にもうつ病などの精神疾患にかかっていないか最近塞ぎこむことが多くないかなど、客観的に観察できるのは家族だけです。

もしそのような事があるのなら、まずは労働基準監督署あるいは総合労働相談コーナーに相談に行くことを強くおすすめします。

総合労働相談コーナーはコチラのサイト

http://www.mhlw.go.jp/general/seido/chihou/kaiketu/soudan.html

一番良いのが労働基準監督署の署内にある労働相談コーナーが良いでしょう。

長時間労働によって家族がどれほど健康を害されているのか、それがどのような形で無理強いをさせられているのかなど、できれば証拠の品などを持参するのが良いですが、なにも持って行かなくても構わないです。

家族が出来る対策その2

また、もう一つ大切なことは、できる限り長時間労働で働かされていることについての記録を取るようにしてください。

また給料明細に残業代が支払われていないのなら、どれだけ仕事をしているのかの労働時間の管理すら会社はやっていない可能性があります。

そのような場合には会社に記録がなければ実際どれだけ働いていたのか判断ができません。

そのようなことがないように、家族が記録を残しておくことも有効です。メモのようなものだけでは証拠としては強くないので、日記に記録を書き留め、携帯電話のメールでのやりとりなど常にその時間帯働いていたという記録は後々有効になります。

長時間労働で働かされている労働者というのは自分ではなかなか判断できずに、休みの日などに労働基準監督署に相談に行くなどできにくい状況です。

そのためにも家族が支えて家族が気づいて、家族が何か対処することが必要となってきます。

あなたのまわりに長時間労働やサービス残業で苦しんでる人は見えませんか?

もしいたら、まずは何よりその人のために行動をしてあげてください。

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