大人のいじめ対策-復讐や仕返しを考える前に

大人のいじめ対策-復讐や仕返しを考える前に

いじめイメージ

深刻な大人の職場いじめ

いじめの問題は学校だけではありません。残念なことではありますが、大人になってもみんなで仲間はずれにするという行為は存在します。

いじめとはどうして起こるのでしょう?組織が団結力を示す時、外部に明確な敵がいればその敵に対向するために結束を固めます。

しかし、外部に明確な敵がいない時、結束を固めるためにもう一つの手段を使います。それが内部にスケープゴート(いけにえ)を作ることです。

一言で言えば仲間はずれをつくり、見せしめにするのです。

それがいじめの原因だとも言われています。

いじめられるあなたは悪くない

まず何よりも知ってほしいことはいじめられているあなたは何も悪く無いということです。

いじめのある職場というのは一番最初に責任をもつべきは管理職や経営者であり、経営者のマネジメント能力に問題があるからいじめが起こると思われます。

しかし、「あなたのマネジメント能力が劣っているので私がいじめられます。」などと主張しても認められないのがオチです。

いじめられているあなたは自分の身を守ることを考えることを優先してください。

何よりも大切なのは、集団でいじめられていると精神的にも「自分がそんなに悪いか?」などと自分が悪いと思いこむようになります。

しかし、これは違います。おそらく多くのいじめられた経験のある人がそのいじめの環境を抜けだした時に感じるのが「やっぱりあいつらが悪い」だと思います。

実際いじめを行う人達が正しいなどということは無いと考えてよいでしょう。

復讐や仕返しは絶対考えてはいけない

集団でいじめられていると、「自分が悪いのか?」と内省的に考える人と、いじめた人を復讐してやると外向的に考える人がいます。

しかし、この復讐はドラマの中だけにして絶対に考えてはいけません。

ことわざにもあります。「人を呪わば穴二つ」

穴二つの穴とは墓穴のことです。2つとは呪った相手呪った自分のことです。つまり、人のことを呪っていると、自分自身まで墓穴を掘る事になる。それならさっさとそんな呪うことはやめて自分のための人生を生きたほうが充実しています。

決して倍返しなどと考えるのではなく、あなたは自分の権利と自己の保身のために淡々と対応することが良いと思ってください。

自分を守ることの優先順位を考える

自分の身を守る時に何から順番に守ればいいのか考えつかないと思います。

これはいじめられる環境に置かれている人それぞれその人の立場によって変わってくる問題なので一概にいうことはできません。

しかし、いくつかの方法があるので参考にしてください。

1.まずは、自分が守るべきもの自分の置かれている立場等を書き出してみる。

会社がいじめ対策をしてくれるか、あるいは転職すべきかは考え方によります。

大企業などある程度の規模がある会社、また、人事なども充実している会社の場合は、転職するよりも社内で対策を練ることが良いでしょう。

いじめられた証拠をできる限り残すこと、いじめられたことをメモに取ることなどはとても重要です。人間は忘れやすい生き物です。こんな恨み忘れないと思っていても意外とすぐに忘れてしまうことがあります。

そうならないためにも、できるかぎりメモをとっておくことが必要です。

勘違いしてほしくないのはこれは復讐をするためのメモでは決して無くいじめを撃退するための対抗手段だと考えてください。

大企業の場合は少なくともいじめに対してはセンシティブに働きます。ある程度人事部なども対策を練ってくれることも考えられますので、諦めずにしっかりと主張することは主張してまずは社内での行動をおこしてください。

中小零細の場合は、転職もひとつの選択肢にいれて考えることが効果的です。なぜなら、中小零細企業の場合は経営者や管理職までもがいじめに加担して、しかも第三者的立場でそれを究明するような人や部署は存在しないからです。

そのような場合はいつまでもそのような職場にしがみつくのではなく、計画的に転職なりの方法を考えることも必要となることを考慮してください。

2.メンタル面、精神面でふさぎこんでいないのか

夜は眠れますか?食欲はありますか?何をするにも億劫なことはありませんか?

そのような徴候がある場合は精神的にもなんらかのダメージを受けている可能性があります。

いじめられている人というのは我慢してしまい、自分でも気づかないうちに自分を傷つけてしまうケースが有ります。そのような手遅れにならないためにも、少しでも早い段階で心療内科へ受診することをオススメいたします。

この心療内科への受診ですが、仕事はおろそかにしたくない、との理由から仕事を辞めてから受診を考えている人を見かけていますが、これは要注意です。

必ず心療内科の受診は辞める前に受診してください。また、辞める前に受診をして待期期間3日をすぎまして、医者から業務不能と判断されますと健康保険から傷病手当金も受給することができます。

そのほか障害厚生年金など、さまざまな福利厚生のケースも条件によっては考えられますので、かならず仕事を休んででも受診することをおすすめします。

職場いじめは許されてはいけない

日本の労働環境では容易に転職など出来ない状況である場合が多いです。

そのような足元を見るかのように辞められない状況の中で精神的に追い込んでいく悪質なケースも報告されています。

そのような環境が許されてはいけません。職場いじめに負けないためにもまわりに相談できる人を一人でも味方につけて淡々と自分の権利を主張していくことが効果的であると思います。

負けてはいけない。強い気持ちを持っていじめる相手に立ち向かうことを、そしてその状況に打ち勝つことを応援しています。

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