これから社会に出て就職する学生が知っておきたい労働法と会社のルールについて

これから社会に出て就職する学生が知っておきたい労働法と会社のルールについて

ワンポイント

就職する学生はもっと労働法について知っておいたほうが良い

厚生労働省の労働基準局がこれから働き始める学生を対象とした「知っておきたい働くときのルールについて」というリーフレットを発行しています。

こちらからも見ることができますのでダウンロードしてみてください。

http://tokyo-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/tokyo-roudoukyoku/kantoku/20130524hataraku-rule.pdf

わたしは前々から、ほとんどの学生はまずは学校を卒業したら起業ではなく就職をするのであるから、学校では一度しっかりと労働法を勉強すべきだという持論をもっておりました。

実際のところ、学校教育の中でもある程度は日本の社会で働くことについてや社会保障のあり方についての授業を展開している学校も少なからずあるようです。

しかし、まだまだ、それが共通了解事項として多くの人が知るに至るまでにはいたってないことは、いまだに日本社会にはびこるブラック企業の数から言って察することが出来ると思います。

そのため、今回の厚生労働省が発行する働くときのルールという冊子作りはとても良い試みではないのかなと思います。

日本の社会の中にはさまざまなビジネスマナーがあります。そして社会人としての常識というものもあります。しかし、そのビジネスマナーというのは社会の中で通用するある種の習慣であり、法律とは違うものです。

法律とは社会を秩序あるものにするために大切なルールです。このルールとビジネスマナーの違いという、ある程度社会人になれば当たり前とも言えることでも、まだ経験の浅い学生や若者には同じもののように写り混合している人が多いように思います。

そのためにも、法律であるルールをしっかりと知り、ビジネスマナーはその法律の範囲内で有効であるということを知ることが大切になると思われます。

前置きが長くなりましたが、今回は先ほど取り上げた、働くときのルールについての内容を少し見てみることにしてみましょう。

労働法についてしっかりと知識をみにつけるために

労働法とは労働基準法などの労働に関する法律について全てをまとめて言う時の呼称であり一般的に言われている呼び方です。

この労働法とは働くときの経営者の責任と労働者の責任について何をするべきか何をしてはいけないのかが決められています。

以前このサイトでも書きました。

ブラック企業で働く若者にも知ってもらいたい本当に労働者を守るもの

の中でも書きましたが、はたらく時は経営者には経営者として労働者を守り働きやすい環境を提供して賃金を支払う義務があります。それと同時に労働者にも労働者として経営者のために誠実に労働を提供する義務があります。

労働契約を結ぶということ労働条件をはっきりさせる

たとえそれが学生のアルバイトであろうと、期間の定めのある契約社員であろうと、会社と労働者との間には労使関係が成立して、労働契約のもとで仕事を始めることになります。

この事について本来なら労働者が労働に関する法律を熟知するというよりも、経営者側がしっかりと労働法を身につけて労働トラブルがないように気をつける必要があります。

しかし、全ての経営者が労働法について熟知してから会社をつくったり、事業をおこしたりするわけではありません。まず初めにビジネスで儲けることから入り人手が足りなくなったので人を雇うと考える人が多くいて労働法に関する知識は後回しにされがちです。

そう言うリスクが有りますから、まずは学生のうちから労働者はどういう権利を持っていてどういう法律で守られているのかを知っておくことが大切となります。

そして、労働者と経営者の最初の約束として労働契約というものがあります。会社は人を雇う時にかならず労働者と約束を決めてそれを紙に書いて労働者に示さなければなりません。

これはとても大切なことです。そこには「いつからいつまでの契約なのか」から始まって、「どんな仕事をするのか」「お給料はどうやっていつ支払われるのか」などについて最初に取り決めしなければなりません。

そして大切なのは先程も書きましたが、紙に書いて労働者にわたす必要があります。もし、仕事を始める前にその約束の紙をもらわなかったらそれは労働法についてあまり詳しくない経営者と考えてもいいでしょう。そしてそれはブラック企業と言われることもありますので気をつけてください。

先にも述べましたように、労働者は自分が働く時に必ず自分がどのような権利に守られているのか、どういう法律でもって何をすべきかについて知っておくことがとても大切だと思います。

ビジネスマナーだからだとか、これが日本の社会の一般常識だからとか、他の人はあみんな黙ってやっているなどという言葉に騙されること無く、ルールはルールとして認識することが自らの労働者の権利を守ること、ひいては自分や自分の家族を守ることにつながっていきます。

労働法の知識はしっかりと学んでおきたいものですね。

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