雑用をする時間や車の整備時間作業着に着替える時間は賃金が支払われる労働時間か?

雑用をする時間や車の整備時間作業着に着替える時間は賃金が支払われる労働時間か?

時間

雑用の時間は労働時間で給料がもらえるのか?

【結論】

雑用時間や、着替えの時間、車の整備の時間など実際の業務とは違う時間でも多くの場合労働時間と判断されます。

【よくある相談事例】

よく会社の社長に「こんな雑用時間に給料は払えない自分持ちでやってくれ」とか「作業着に着替える時間はタイムカードを押すな」とか「車の整備は自己責任だからその時間は給料はやれんよ」などと言うことがあります。

しかし、そのような時間でも、チリも積もれば山となりますし会社の業務と深い関係があるのに労働時間と認められないようでは労働者の方も納得しにくいことだと思います。

実は、これはほとんどの場合に労働時間として給料が発生するケースとして認められることが多いです。

労働時間とは何か

労働というのはもともと会社の経営者や社長などの指揮監督下にあることをいいます。

かならずしも本来的業務を行っている時間だけ、あるいは何らかの利益が発生している時間だけが労働時間という考え方ではありません。

ですので、たとえばタクシー会社の運転手がお客さんを車に乗せて運転している時間だけが労働時間で、車の整備をしている時間は労働時間ではないということは言えないと判断されます。

また、積み荷などがある運搬の事業に従事する労働者などは、その積み荷の到着を待つために待機している時間であっても、休憩時間ではなく、労働時間であると判断されます。

作業服への着替えに関しても、その作業服などが職務の性質から考えて、作業のために着用する必要がある場合などは、労働時間と判断されます。

しかし、たとえば、本人の自由意志で参加するもの、本人が単に作業しやすいという理由で着替えたり、する場合は労働時間とは判断されないこともあります。

休憩時間中のラジを体操など、本人の参加意思が本人の自由に任せられていると認められる場合は労働時間には含められません。

労働時間と判断できる場合の対処法

労働時間として判断されると思われる場合は、まずは直接に経営者と話し合うことが必要となります。

タイムカードなど打刻しても、会社側が一方的に労働時間と認めずに、その時間をのぞいた時間の給料計算などをしてくる場合などは、賃金全額支給がされてないと認められる可能性があります。

そのような場合は、労働基準監督署へ相談するのがよいでしょう。

労働者の働く労働時間に対して賃金が支払われるのは当然の義務であります。

しっかりと、自分が働いた対価としての賃金を支払ってもらうように行動をとることが大切です。

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