過剰なノルマや目標で退職に追い込まれる前にすべきこと

過剰なノルマや目標で退職に追い込まれる前にすべきこと

労働相談

過剰なノルマや目標はパワハラか

 

 

【質問】
営業の仕事で営業ノルマがあります。1日の営業成績と1ヶ月の営業成績をそれぞれ設定して達成できないと上司から激しくののしられます。

最近ではノルマではなく「自主的な目標」にすぎないと言われ会社が命じているノルマではない等と言い始め、目標を自分で設定して約束を守れないような奴は辞めてくれ等と言われました。

これらはパワハラや退職勧奨になるのではないでしょうか。

過剰な目標管理について

過剰なノルマの強制なのか、会社が求める業務遂行能力なのか目標管理という側面で見ると、非常に難しい問題です。

見方によってはどちらの良い分も正しく見えることがあります。

しかし、だからといってあきらめてはいけません。まず自分ができる自己の防衛と、できる限りの対策を考えることが必要となります。

自分ができるパワハラ対策

自分でできる自己防衛のための対策を考えてみましょう。

まず、ほんとうに精神的に追いつめられた状況におかれているのならば、心療内科で一度診察してもらうことをお勧めします。

まじめな労働者は「自分はこれくらい大丈夫だ。」とか「この程度へこたれていたらいけない」だとか、無理をする傾向があります。

しかし、考えすぎて夜眠れない、だとか睡眠が浅くて体がけだるい感覚があったりそのような傾向があるのなら無理せず休みを取って心療内科で診てもらうことが大切であることを忘れないでください。

また、あなたの苦しみを相談にのってくれる機関もあります。労働局が設置している総合労働相談コーナー等も労働者の悩みを無料で相談に応じてくれます。

▶︎▶︎厚生労働省の総合労働相談コーナー

このような機関を利用することで少しでもあなたの味方になってくれる人相談を受けてくれる人を捜してみてください。

会社側の反論を予想した行動をとる

パワハラが行き過ぎたもので悪質であったり退職強要のように「辞めろ」などと言ってくる場合は自分を守ることが必要になります。

そして労働紛争になることも予想されます。紛争になった場合、会社側には会社側の主張が述べられます。

ここでは会社はどのような主張をしてくるか、そして普段からどういうことに気をつけたら良いのかについても考えてみましょう。

会社側の主張「他の社員は当然に達成している目標なのに彼だけできない」

おそらく会社側が主張する一番予想される反論はこのようなことでしょう。

当然ですが、違うのなら徹底して反論する必要があります。できるだけその証拠を残しておきましょう。また、仲間の同僚の証言等も大切になります。普段から最低一人でも証言してもらえる仲間を作ってこくことも有効です。

実際に会社の同僚が達成している目標なのに自分だけ達成してない場合もあるでしょう。それでもあきらめる必要はありません。

全ての社員が公平なノルマや目標が設定されているとは限りませんし、会社側がその業務を遂行するためにどれだけ労働者を教育したか指導したかが問われます。

また、指導の仕方に怒鳴り上げ暴力まがいのことをすることや、相手の人格を否定するような行為は許されてはなりません。そのようなことが含まれているのならできるだけ証拠をとり、上司に「人格否定はやめてください。」と主張し、メモを取っておくことをお勧めします。

過剰な目標やノルマに対して労働者は何ができるか

会社は利益を追求するために組織されています。そのためある程度の競争や目標のための努力というのは大切になることも事実です。

しかし、働く人の心身を害してまで利益を追求するなどあってはいけません。また、人格を否定するような人権に関わることを侵害する権利もありません。

それらを野放しにしておくことの方が社会にとって公序良俗に反することだと思います。

もし過剰なノルマや目標で苦しめられているのなら、勇気を持って行動することが大切になると思います。

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