過労死ライン残業時間1ヶ月45時間以上は要注意80時間以上は危険水域

過労死ライン残業時間1ヶ月45時間以上は要注意80時間以上は危険水域

残業時間限度

厚生労働省が示す過労死として認定される基準

1ヶ月45時間以上の残業は要注意

過労死ライン

発症前1ヶ月ないし6ヶ月にわたって、1ヶ月あたりおおむね45時間を超える時間外労働が認められない場合は、業務と発症との関連性が弱いが、おおむね45時間を超えて時間外労働時間が長くなるほど業務と発症との関連性が徐々に強まると評価できること

1ヶ月100時間以上の残業は警告、80時間が2ヶ月以上連続も同じ

過労死100時間超え

発症前1ヶ月間におおむね100時間または発症前2ヶ月間ないし6ヶ月間にわたって1ヶ月あたりおおむね80時間を超える時間外労働が認められる場合は、業務と発症との関連性が強いと評価できることを踏まえて判断される。

サービス残業など注意してほしいこと

サービス残業をやっていて本当に仕事をしていたのか認定されにくいもの、あるいは仕事をしていた記録として残っていないために労働時間と認められないものは含められません

そのため本来なら業務上の災害である過労死として認められるはずの残業が仕事として認められないという危険もあることを注意してください。

超過労働時間が増加する日本の労働環境について

過労死という言葉は現在では一般的に知れ渡っている言葉で、初めて使われ始めたのははバブル経済の1980年台にさかのぼるのはないでしょうか。

テレビのCM等でジャパニーズサラリーマン24時間働けますか?というフレーズが流行したりして、世界的に日本経済が羽ばたいている時に裏では働き過ぎで死ぬ人も出てくるというのが社会現象として取り上げられました。

この過労死という言葉は不名誉なことではありますが、今ではkarousiと英語圏でも通用する言葉になっていることは有名です。

日本ではこの過労死という言葉はたびたび新聞に取り上げられるために、耳にしてももうインパクトを感じない人も多いかもしれませんね。

しかしこの言葉はヨーロッパの友人に聞いたところ、想像以上におぞましいイメージが含められていると言っていました。

過労死とは病名ではない。

厚生労働省が判断する過労死の認定基準

過労死とは働き過ぎが原因でなくなることであって病名ではありません。

一般的に流通させるために最初にマスコミが使用している造語ではなかったでしょうか。

現在では過労死の存在を厚生労働省も認め、過労死として使用されている病名は具体的には脳内出血、くも膜下出血、脳梗塞や心筋梗塞などといった、脳血管疾患とと虚血性心疾患等によって死亡したものとして労災に認定されます。

過労死とは業務に起因する労働災害である。

具体的に政府は労災保険での脳血管疾患による労災の認定基準を時間外労働80時間以上とされています。

80時間と言ったら終業時間が6時の会社だとしたら、10時まで残業をする仕事を1ヶ月、あるいは、8時まで仕事を週休1日で行えば超える数字です。

この数字だけを見たら、「俺達の若いころはもっと仕事をした、これで働き過ぎなどたるんでる。」という高度経済成長を経験された先輩社員がおられるのではないでしょうか。

しかし、当時と現在では置かれている状況が全く違います。過労死は万が一にもあってはならない、職場環境の安全配慮義務は使用者にあるのだから、従業員の健康もしっかりと管理すべきである。

労働者は自分を守るすべを知る必要がある。

わたしは普段から思うのですが、労働者は自らを守るための法律や権利を知っているのだろうかと思います。

新入社員なのだから、経営が危ないんだから、なんだと様々な理由により、労働者に一方的に労働基準法に反する行為を押し付けることが許されるわけがない。

自分の身は自分で守る。それが労働者にとっても日本の雇用環境にとっても重要なことになってくると思います。

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